革命前夜の藻塩草

Anthologie à la veille d'une révolution

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

エテュディオンの覚醒

ひさびさに授業に出た。 わけあって半期休学していたので、最後に大学に行ってから7~8ヶ月ほど経っていた。本稿では、いまの心持ちを簡単に記録する。 まず、進級をしたいと強く思うようになったというのがある。まだ1年しか足踏みしていないが、在学期間に…

ラランティ

夢の中でしばしば走ることがあるのだが、もれなく、400 m 走の最後 100 m のような、酸欠で脚が重くて動かない(いわゆる「きれた」)状態で走っており、遅々として前進できない辛さが毎度よみがえる。 こんなトゥイートをした日の夜に、またもや妙な夢を見…

アルティクル

近ごろハッとした話をしよう。 といっても(ここで「といっても」などと留保をつけたがるのが、じつにわたしらしく、みっともないとも思うのだけれど)、「ハッとした」のが誰かといえばそれは紛れもなくわたしであり、それがインタネットの底を這いずりまわ…

ヒラガナノススメ

漢字ばかりの莫迦っぽい文 漢字を「ひらく」といういい方がある。漢字で表記することもできることばを、あえて漢字にせず、ひらがなで書くことをいう。逆に、漢字を「とじる」といえば、ひらがなを漢字で書くことをいう。わたしは、なるたけ漢字をひらいて文…

インタネットを蠢動するおまえたちへ(1)

じつは、わたしにも世の中の動向を知る技術が多少あり、したがって、知りたくもない情報を知ってしまう危険性につねに晒されていることになる。ちょうど、わたしたち全員が、宇宙や大地からやってくる放射線を浴びて、遺伝子の変異するリスクに直面させられ…